なぜ市場は弱かったのか

今までの日本市場の弱さを牽引してきた問題について少し考えてみましょうか。

１、米国大統領選挙の行方
２、原油価格高騰
３、守られていると思われていた水準を越える急な円高
４、ダイエー、西武などの問題
５、4月高値から計算した信用期日到来に伴う手仕舞い売り
６、台風・地震等の度重なる災害
７、夏の異常気象や秋の天候不順による小売の不調
８、テロ懸念

上記の中から６、７、８は今後の推移を見守る必要がありますが、４は更なる
悪化が見込まれており、日本テレビが新たに西武の問題に絡んできています。
いい材料としては１の大統領選という不透明要因がなくなり、また２の原油価格は
徐々に落ち着きを取り戻し、５の需給面からの懸念要因が薄らいできたことなどが
あり、株式マーケットは一転上昇に転じてきたと言えます。